ホンダ・プレリュードは1978年に初代モデルが誕生し、5世代にわたりホンダの技術とデザインの粋を集めたスポーティカーとして多くのファンを魅了しました。その革新の歴史を辿りながら、各世代のスペックや特徴を詳しく紹介していきます。さらに、2025年頃に登場が噂される新型プレリュードにも期待が高まっています。
ホンダから新型プレリュードが発売となると、実に24年ぶりの復活!
楽しみですねぇ。
初代プレリュード(1978年11月〜1982年10月):ホンダの挑戦の幕開け
スペック情報
項目 | 詳細 |
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グレード展開 | XR / XT / XE / E |
全長×全幅×全高 | 約4,050mm × 1,635mm × 1,290mm |
ホイールベース | 2,320mm |
エンジン | 1.8L SOHC CVCCエンジン |
最大出力 | 90ps |
トランスミッション | 5速MT / ホンダマチック |
駆動方式 | FF(前輪駆動) |
サスペンション | フロント:マクファーソン・ストラット方式独立懸架(スプリングオフセット方式) リア:トーションバー |
初代プレリュードは、ホンダがアコードをベースに開発した2ドアクーペで、スポーティさと高級感を両立。エアコンやパワーウィンドウが標準装備され、当時のスペシャリティカーとしての地位を確立しました。
トランスミッションの欄にある「ホンダマチック」について説明するね!
シフトは「P-R-N-☆-L」の5つで、Lレンジは手動変速機の2速相当、☆レンジは4速相当の変速比で、発進から最高速までを☆レンジだけでカバー出来る「無段変速」と称されたホンダ独自の変速機のことだよ!
2代目プレリュード(1982年11月〜1987年3月):空力性能の向上と快適性
スペック情報
項目 | 詳細 |
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グレード展開 | XC / XZ / XX / 2.0Si |
全長×全幅×全高 | (XC/XZ/XX) 4,295mm × 1,690mm × 1,295mm (2.0Si) 4,375mm × 1,690mm × 1,295mm |
ホイールベース | 2,450mm |
エンジン | (XC/XZ/XX) 1.829cc OHC (2.0Si) 1,958cc DOHC |
最大出力 | (XC/XZ/XX) 最大125ps (2.0Si) 最大160ps |
トランスミッション | 5速MT / ロックアップ機能付ホンダマチック4速フルオート |
駆動方式 | FF |
サスペンション | フロント:ダブルウイッシュボーン式 リア:マクファーソン・ストラット式(スプリングオフセット方式) |
2代目は、デザインが大きく進化し、スタイリッシュなフォルムと空力性能の向上が図られました。また、2.0Lエンジンが追加され、パワーアップしたことも特徴です。リトラクタブルヘッドライトが個性的で、当時のスポーツカーらしいデザインとして注目されました。
トランスミッションの欄にある「ロックアップ機能付ホンダマチック4速フルオート」について説明するね!
P-R-N-D-☆-L の6ポジションを持ち、Dレンジは1 – 4速の自動変速、☆レンジは1 – 3速の自動変速、Lレンジは2速固定となるもので、初代のホンダマチック(セミオート)とは異なり、フルオートと称して区別されたんだ!
3代目プレリュード(1987年4月〜1991年8月):4WSの革新
スペック情報
項目 | 詳細 |
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グレード展開 | 2.0Si / 2.0XX / 2.0XR / 2.0XL <INX> Si SRS / Si / XX |
全長×全幅×全高 | (2.0Si / 2.0XX / 2.0XR / 2.0XL) 4,460mm × 1,695mm × 1,295mm (<INX> Si SRS / Si / XX) 4.505mm × 1,695mm × 1,290mm |
ホイールベース | 2,565mm |
エンジン | (2.0XX / 2.0XR / 2.0XL / <INX> XX) 2.0L SOHC (2.0Si / <INX> Si SRS / <INX> Si) 2.0L DOHC |
最大出力 | 最大110ps(SOHC) 最大145ps(DOHC) |
トランスミッション | 5速MT / フル電子制御(PGM) 2WAY4速オートマチック |
駆動方式 | FF |
サスペンション | フロント:ダブルウィッシュボーン リア:ダブルウィッシュボーン |
3代目プレリュードは、4WS(四輪操舵システム)を初搭載。低速時には後輪が前輪と逆方向に、高速時には同方向に動くことで、驚異的なコーナリング性能を実現しました。この革新的なシステムにより、「究極のハンドリングマシン」として評価を高めました。
トランスミッションの欄にある「フル電子制御(PGM) 2WAY4速オートマチック」について説明するね!
[D]レンジ(ノーマル)、[S]レンジ(スポーツ)の2種類の変速特性をドライバーが好みによって自由に選択できる機能が備えられている
4代目プレリュード(1991年9月〜1996年10月):VTECエンジンの搭載
スペック情報
項目 | 詳細 |
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グレード展開 | Si VTEC / Si |
全長×全幅×全高 | 約4,440mm × 1,765mm × 1,290mm |
ホイールベース | 2,550mm |
エンジン | (Si VTEC) 2.2L DOHC VTEC (Si) 2.2L DOHC |
最大出力 | (Si VTEC) 最大200ps (Si) 最大160ps |
トランスミッション | 5速MT / 7ポジション電子制御4速オートマチック |
駆動方式 | FF |
サスペンション | フロント:ダブルウィッシュボーン リア:ダブルウィッシュボーン |
4代目はホンダの象徴ともいえるVTECエンジンを搭載。高回転域での力強い走りと、低回転域でのトルクの両立が図られました。スポーツカーとしての性能はもちろん、快適性にも配慮されたモデルです。
トランスミッションの欄にある「7ポジション電子制御4速オートマチック」について説明するね!
シフトは「P-R-N-D4-D3-2-1」の7ポジションをもつ。
通常のほとんどの走行に対応する1速から4速まで自動変速するD4レンジ、1速から3速まで自動変速するD3レンジ、2速ホールドする2レンジ、LOWホールド・クラッチ機構が働いてより強力なエンジンブレーキ性能を発揮する1レンジの前進4ポジションをそなえ、マニュアル感覚のシフト操作が行えるんだ!
5代目プレリュード(1996年11年〜2001年):最終モデルの洗練
スペック情報
項目 | 詳細 |
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グレード展開 | Xi / Si / SiR / SiR S spec / Type S |
全長×全幅×全高 | 約4,520mm × 1,750mm × 1,315mm |
ホイールベース | 2,585mm |
エンジン | (Xi) 2.2L SOHC (Si) 2.2L DOHC (SiR / SiR S spec / Type S) 2.2L DOHC VTEC |
最大出力 | (Xi) 最大135ps (Si) 最大160ps (SiR) 最大200ps (SiR S spec / Type S) 最大200ps |
トランスミッション | (Xi) 5速MT / 7ポジション電子制御4速オートマチック(Sマチック) (Si) 5速MT / 7ポジション電子制御4速オートマチック(Sマチック) (SiR) 7ポジション電子制御4速オートマチック(Sマチック) (SiR S spec / Type S) 5速MT |
駆動方式 | FF |
サスペンション | フロント:ダブルウィッシュボーン リア:ダブルウィッシュボーン |
5代目は最後のプレリュードとして、ホンダの集大成ともいえるモデル。高剛性ボディと2.2L VTECエンジンの組み合わせは、走行性能をさらに高めました。エレガントなデザインと高い走行性能の融合が特徴です。
新型プレリュードへの期待
現在、2025年頃に新型プレリュードが発売されると噂されており、EVまたはハイブリッド技術を採用する可能性があります。伝統と革新が融合した新型プレリュードに注目が集まります。
プレリュードって、5代にわたって作られた歴史あるモデルなんだ!
振り返ってみると、投入された技術の進化に驚くものがあって、ますます、新型プレリュードが楽しみになるね!